55歳からどこまで成長できるか!55(ゴーゴー)おやじブログ

中年(おやじ)でもどこまで自分の限界を上げることができるか、成長エンジンである心のリミッターをはずせ!の想いで
日々の活動や経験、感じることを記すブログです。

フェリックス・デニス氏

最中/monakaです。
フェリックス・デニス著「本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて」を以前書店で見て市の図書館で予約したのですが、かなり待ってから読むことができました。順番待ちが多かったということは、結構読まれた人も多いのではないでしょうか。


この人は2014年に亡くなられていますが、イギリス人でメディア王とも呼ばれた大富豪です。大富豪になるまでの経緯も書かれているのですが、自伝というよりはタイトルにあるようにお金持ちになるために自分がやってきたことが中心です。
この方は若い頃から兎に角お金持ちになるために努力してきたとのことで、そこに焦点を当て自分の経験から得た考え方が書かれています。


まず起業家として出版事業を立ち上げたのですが、当然経営者としてがむしゃらに働いたけれども、お金持ちになるには雇われて働くことは勿論、経営者でもなく早く所有者、オーナーにならなければならないということです。事業がある程度軌道に乗れば、自分は仕事を離れて(もちろんチェックや重要な意思決定には関わりますが)、経営は有能な人達を見つけて雇い、任せたとのことです。世の中にはお金よりも仕事を通じたやりがいや名誉を望む有能な人が沢山いるので、そういう人にどんどん任せるようにしてきたそうです。当然それなりの成果に対する大きな報酬は与えるけれども、これらの人達はデニス氏をお金持ちにするために一生懸命働いてくれる立場。自分をお金持ちにしてくれる人達を見出だし育て任せたそうです。


書かれていることで印象に残った言葉を記します。ご参考ください。
・恐れのお陰で自分より賢い人々が金持ちになろうとしないのであり、世界的にも金持ちがそれほど多くないのも恐れのお陰。
・正面から恐れと向き合えることが大事、向き合えば又手なづけることができれば自信を深める良い機会になる。
・注意し慎重に進めるべき理由はいくらでもあるが、ここにとらわれていると精神が蝕まれ、楽観的な気持ちが恐れによって押しつぶされる。
・恐れは自分が想像したものであり、こちらが強く出れば消えてしまう程度のもの。
・給料というのは魅力的で依存性がある。更に他人のために長時間働き過ぎるとリスクを取る気概が薄れてしまう。リスクを取り、リスクとともに生きるかどうかが成功者と失敗者を分ける。
・華やかでなくとも他の人が目指さない場所にチャンスはある。
・金持ちになりたいなら、富があつまりそうな新興産業について詳しく調べ、金があるところに飛び込むべき。
・どの産業に関心があるかどうかより、好機を捉える力と初めの成功を続ける力の方が重要。
・自分が絶対に正しいと信じるようになると、まずまちがいなく現実がきつい目覚ましを一発くれる。自分が成功できたのは運が良かったからだと常に念頭に置くこと。
・自分が好きか嫌いかは関係ない、雇った後稼いでくれたら好きになる。


人間万事塞翁が馬。

×

非ログインユーザーとして返信する