55歳からどこまで成長できるか!55(ゴーゴー)おやじブログ

中年(おやじ)でもどこまで自分の限界を上げることができるか、成長エンジンである心のリミッターをはずせ!の想いで
日々の活動や経験、感じることを記すブログです。

世の中お金?

最中/monakaです。
世の中お金?と言ってもお金があれば大抵のことができるという類の話ではありません。


先日久しぶりに帰省したのですが、高齢の両親と結構話ができました。息子もおやじになるとこれまで言えなかったことも言う心境になったのでしょうか、これまで親が経験したお金にまつわることも聞くことができました。
まず、おやじ(私)の一世代上ですからかなり昔人間ですが、自分達の結婚というのは家と家との結婚の要素が強く、親が決めてきた相手(家)と結構することが普通だったとのこと(自分の意志や好き嫌いは後回し)。


あの娘さんは良い家の子だから間違いがないとか、財産がある家みたいだから嫁ぎなさいみたいな。両親の話によればその情報は結構嘘だったりしたそうです。ですから親や仲介人のことを信じて結婚したものの、話が違うとかで色々もめるケースも周りに多かったようです。今でも玉の輿婚を目指す女性が多いですが、特に昔は男性が働いて養うのが当たり前でしたから、嫁いだ家が財産家であるかないかは女性にとっては非常に重要だった訳です。昔から嫁姑問題というのはありますが、嫁は義父母がお金を持っていると素直に従う、持っていないとわかるとイジメに走る、そういったことも枚挙にいとまがなかったそうです。


そういうことを聞きますと、やはり世の中はお金が大事、お金は力と痛感させられてしまいます。お金がないと人はなめてかかります。お金があるとわかるとへいこらするのです。悲しいかなこれが現実です。実の親子でも当てはまるのではないでしょうか。親が高齢になって子が一生懸命介護するのは親がお金を持っているからというのが本音ではないかと思います。お金を持っていない年老いた親は婿や嫁からだけでなく実の子にも相手にしてもらえないことが多いのです。


このことを「親は自分を苦労して育ててくれたのだからお金の有無に関わらず孝行して当然だ」という意見も聞こえてきそうですし私もそう思います、しかし子の方も生活に追われている現実の中では正論ではあるけれど、説得力は少なそうに感じます。
親がお金を持っているか否か、これは様々なケースがあるでしょうが、今の若いご夫婦方も、自分達がお金を稼ぐことが将来このような意味でも非常に大事なことです。大きく稼ごうとして一生懸命働いたけど失敗する場合もあるかもしれませんが、今の日本で歳を取ったら子供に面倒を見てもらおうという考えだけは止めた方が良いようです。両親の話を信じ過ぎでしょうか。
人間万事塞翁が馬。


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