55歳からどこまで成長できるか!55(ゴーゴー)おやじブログ

中年(おやじ)でもどこまで自分の限界を上げることができるか、成長エンジンである心のリミッターをはずせ!の想いで
日々の活動や経験、感じることを記すブログです。

浅野 哲さん

最中/monakaです。
浅野哲さんの「NATOと言われる日本人」を読みました。引き込まれてあっという間に読めました。因みにNATOというのはNo Action Talking Onlyのことで
口先ばかりで行動しないことを指します。特にベトナムで日本人のことをそう呼ぶことを筆者が知ったそうです。確かに諸外国と比べて日本人は慎重というか、失敗を恐れ行動に移さない傾向にあると思います。私も同類です。ところが浅野さんは凄まじい行動力の持ち主で、一文無しを何度経験してもその都度圧倒的な行動力で盛り返していった人生を送ってきた人です。
私が以前読んだ、たかの友梨さんの「運が悪くて良かった」、吉田潤喜さんの「ヨシダソース創業者ビジネス7つの法則」、大根田勝美さんの「中卒の組立工、NYの億万長者になる」、兄貴こと丸尾孝俊さんの「大富豪 アニキの教え」と並んで強く印象に残った自叙伝です。
浅野さんのエネルギッシュ、バイタリティの塊、凄い行動力に圧倒されます。この力はどこから出てくるのだろうかと自分と置き換え感じていました。また自身の数々の実経験の中から得た人生訓、学びも各所に盛り込まれており為になります。浅野さんも終章で、早くに夫を亡くし一文無しから大変苦労して自分を育ててくれた母親のことを書かれていますが、これらの成功者に共通するのは小さい時、若い時に大変苦労されている点です。「三つ子の魂百まで」「若い時の苦労は買ってでもしろ」と昔から伝わっている格言は真実ですね。大人になってからではなく小さい時に経験した強烈な苦労、経験はその後もずっと脳に大きな回路として刻み込まれ、その後の人生の大きな原動力になるのだと思えます。大人になってからの苦労とはかなり違うのでしょう。継続して諦めない心、時間を大事にする、逃げない、強烈にカネ持ちになりたい、苦労を掛けた親に恩返しがしたいなどモチベーションが高い状態のままで行動できる強い精神力があります。それにしても「NATO」、自分に突き刺さる言葉です(北大西洋条約機構のことではありません)。
まだ読んでいない、関心のある方はどうぞ。
人間万事塞翁が馬








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