55歳からどこまで成長できるか!55(ゴーゴー)おやじブログ

中年(おやじ)でもどこまで自分の限界を上げることができるか、成長エンジンである心のリミッターをはずせ!の想いで
日々の活動や経験、感じることを記すブログです。

マンション管理<21>

最中/monakaです。
先日、私が勤務するマンションで年1回の防災訓練が行われました。規模の大きなマンションですので、準備も大変です(私は当日の運営や写真撮影が中心でしたが)。組合役員毎の役割分担決め、地元消防署への協力依頼、お知らせするための告知ポスターづくり、参加してくれた子供たちへのプレゼント手配と個包装などです。それなりに費用も掛かりました。


開催当日は消防署員主導の体験訓練がメインです。
水消火器訓練:本物とは異なり水を入れた消火器で的に向かって放水する体験。
煙ハウス:煙が充満したボックスの中に順に入ってもらう火災模擬体験。
階段避難:災害でエレベータが停止した時に備えて購入した椅子に座った状態で階段を下りられる機器の操縦体験。主に足腰の弱った年配の方向け。
スタンドパイプ:消火栓マンホールを開けて、そこにスタンドパイプを装着して水栓を解放し、そのホースを伸ばしての放水体験。
119番通報訓練:特に小さな子供たちに119番通報を疑似体験してもらう。
(過去はベランダの境にある隔て板の蹴破り体験もありました)



また防災グッズや備蓄食の販売会社や社会福祉協議会の方々も来てくださいました。自治体から提供されたクラッカー(ナビスコリッツのようなもの)も居住者に持ち帰ってもらいました。全戸数の半分にも全く及ばない人数の参加ではありましたが、参加された方々は疑似体験もでき、日ごろの備えや防災意識向上にもなり良い経験になったと思います。


私個人の感想としては、災害は忘れた頃にやってくるの通り、起こった時にスムーズな行動がとれることで、死者やケガ人を最小限にするために訓練や防災グッズの備えは大事ということ、また逆にいつ起こるか分からない災害にここまで多額の費用を掛ける(中でもスタンドパイプや階段を下りる機器、簡易トイレ、自家発電機等は大変高額です)ことに疑問も感じます。年1回の消防設備法定点検費用も多額です。


日本は地震や台風による災害が多い国であり、日本のどこでそれらの災害が起こるか分からないため、全国一律で多額の費用を掛けて備えなければならないのです。イメージですがヨーロッパの国々など地震が少ない国々ではこのような費用があまりかからない分、他の有益なことに使うことができているのでしょう。


妻の白血病闘病日記 by monakaはこちら
https://chiruchino2901017.wixsite.com/monakawife/


人間万事塞翁が馬




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