55歳からどこまで成長できるか!55(ゴーゴー)おやじブログ

中年(おやじ)でもどこまで自分の限界を上げることができるか、成長エンジンである心のリミッターをはずせ!の想いで
日々の活動や経験、感じることを記すブログです。

嫁さんの入院について

最中/monakaです。
嫁さんが急性白血病で入院して丸2か月、見舞いや自分で調べたりして白血病のこと、その治療について少しわかってきました。またネットで白血病治療している人のブログ等を見る機会が増え、その数の多さや記述内容の詳しさにも驚いています。


妻の白血病闘病日記 by monakaはこちら
https://chiruchino2901017.wixsite.com/monakawife/


簡単に白血病治療について記しますと、
まずは化学療法(抗がん剤治療)でがん細胞をやっつける治療を行ないます。どのような薬をどういう組み合わせで、スケジュールで投与するかをプロトコールといいますが、がん治療の公的機関でおおよそ決められており、患者のがんの種類や病状、年齢等を充分考慮して治療法を選択し実施していく訳です。


白血病治療というと書籍、映画、ドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」にもありましたが、頭髪の脱毛、無菌室で入院はよく知られていますが、強い抗がん剤を投与することによる副作用が多く出るのです。脱毛はその一つです。また抗がん剤で良い血も悪い血もやっつけていくので白血球も次第に減ってくるため、感染症になるリスクが格段に高くなるので無菌室です。面会も制限されます。感染して重篤な症状になると大変ですから。


嫁さんの治療を見ていますと、抗がん剤投与による副作用(脱毛の他、患者により異なりますが吐き気、手先のしびれ、便秘、下痢、食欲低下、口内炎、貧血、腎臓疾患、体内の出血など)が直接副作用と言うならば、それらの副作用を抑える各種薬剤の投与による間接(2次)副作用も多くなるのです。どんな薬にも必ず副作用があることを痛感しました。無菌室に入っていてもどうしても感染して発熱し、抗生物質を与えられることも多いですが、それにもまた副作用があり耐えなければならないという感じです。


抗がん剤でがんをやっつけて、がんが殆どゼロになることを寛解(かんかい、緩解とも書く)といいますが、一連の治療スケジュール実施後に調べた結果、がんがほとんどなくなっている状態を指すのですが、がんはいつ再発するか判らないので完治とか治癒とは絶対に言えないのです。完全寛解が5年程度継続すれば先生は治癒という判断をしてくれるそうですが、逆に言えば5年くらいは再発することがかなり多いということでしょう。妻の場合も急性であったり、年齢であったり、過去の患者データなど調べた内容から、寛解になったとしても再発するリスクが高いという判断なのでしょう、初めから骨髄移植を勧められています。いわゆるドナーバンクに登録してくださっている方の中からHLAなどの型が嫁さんに適合する骨髄を見つけて移植するということです(骨髄液を投与してもらう)。まだまだ先は長そうです。


人間万事塞翁が馬。


医療用かつらのパイオニア ヘキサ・プロセス㈱のHPはこちら
http://www.hexa-pro.co.jp/


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