55歳からどこまで成長できるか!55(ゴーゴー)おやじブログ

中年(おやじ)でもどこまで自分の限界を上げることができるか、成長エンジンである心のリミッターをはずせ!の想いで
日々の活動や経験、感じることを記すブログです。

マンション管理<17>

最中/monakaです。
マンション管理の仕事の中では時々建築用語を使うことあります。建築用語には当然工法や設計面など専門的な言葉がたくさんありますが、我々管理人が仕事で使う言葉は建物の
部位の名称が多いです。


例えばセットバック、これはよく住戸のルーフバルコニー(屋根にバルコニー)になっていることが多いですが、マンションの建物から内側へ引っ込んだ部分を指します。
建築基準法に従った措置とのことです。またドライエリア、これは換気や日光を取り入れるために1階や地下階に設ける空間です。


清掃作業で良く使うのがグレーチングドレイン、これは排水枡とも言われますが、雨水を排水する網状の金属の蓋がついているのでよく見かけると思います。ドレインはグレーチングよりは小さいもので、屋根部などの隅にある排水口でそこから雨水を樋に流すためのものです。それらには枯葉や泥などが溜まっていきますから時々清掃しないと水がそこで止まってしまって水溜まりができてしまうのです。


設備系になると、水道管から上水を上階まで揚げるための増圧ポンプ、各住戸への各種配線類を一か所に集合させているMDFなど。植栽関連で言うと、上階の暑さを緩和させるための屋上緑化、自動でホースから定期的に水を出してくれる自動潅水など。不具合関連では外壁のヒビを指すクラック、白く浮き出る白華(エフロレッセンス)など。


他には専門用語と言えるかどうか、防火扉避難ハッチ、ベランダ間の間仕切りを指す隔て板ポーチマリオン(飾り柱)センサー照明など。

ところで、ベランダとバルコニーの違いはわかりますか。屋根があるのがベランダです。また1階の専用庭に出るコンクリート部はテラスと呼んでいます。


我々管理人が理解し使用するのは建築用語のごく一部ですがまとめてみました。


人間万事塞翁が馬。










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