55歳からどこまで成長できるか!55(ゴーゴー)おやじブログ

中年(おやじ)でもどこまで自分の限界を上げることができるか、成長エンジンである心のリミッターをはずせ!の想いで
日々の活動や経験、感じることを記すブログです。

サンテンイチイチ(3.11) 2/2

最中/monakaです。
前回に引き続き3.11についてです。当時のことも思い出しながら、感じることを記したいと思います。まずは日本は地震国で東日本大震災時にもその復興費用として膨大な予算が組まれ、また次に来る地震に備えて建物の耐震基準とやらを満たしていない建物に耐震強度を補強する工事が今も続いていますし、例えばヨーロッパなど地震が少ない国々に比べて地震関連に要する費用が(無駄に)かかってしまう国なのだということです。地震の他にも台風が毎年何度も来ることも合わせて、世界でも日本は災害の多い国と言えることは確かでしょう。このことは今に始まったことではないので、人々は自分達の力ではどうしようもない自然の驚異を突き付けられてきて、ただ茫然としたり神に祈ったりし、今でもそれは変わっていません。大災害に見舞われると改めて大自然の中で我々は暮らし、共存するしかないこと、逆らっても仕方がないこと、ましてや自然を甘く見たり超えることができるというようなことは考えてはならないことを痛感します。人間は自然の一部です。
地震による大津波で福島原発から放射能が漏れてしまうという2次災害についても東京電力の想定外のことが起こったという発言が飛び交いましたが、いくら人間の力で科学技術が大発展し、これで完璧という確信が持てたとしても、大いなる自然は遥かにそれを超える存在であることを常に知っておかなければならないし、失敗から学んで成長することは大事ですが、あくまで自然の中で我々は生かされていることを忘れてはならないと思います。
地震によって原発のことについて今まで明かされなかったことも知られるようになりました。放射能物質が如何に恐ろしいものであるか、廃棄物も含めてそれを完全に封じ込めることの難しさ、次々発生する放射性廃棄物をどう処理するか等原発はそれらを含めると膨大な費用・年月がかかることが明らかになりました。それまでの原発発電コストは安価という嘘がバレてしまったのです。この放射能を使いこなすということもまだ人間には早過ぎてできないこと、もっと言えば放射能を扱うこと自体が自然に逆らうことでやってはならないことなのではないかと思えてきます。医学における研究と臨床のように、研究で発明や証明ができてもそれを実践で現場で使うこととの間には実際にやってみなければわからない大きな差があるということでしょうか。いくら成功法則の読書量や知識を増やしても、実際に行動してやってみないと成功するための神髄はわからないのに似ていますネ。
以上です。

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