最中/monakaです。
娘が今就活中です。このブログを見られたら怒られるでしょうが、娘はいわゆる偏差値４０くらいの大学生で特に誇れるような技能も知識もないので当然希望の会社には行けないでしょうし、エントリーシート提出段階で大学名で足切りする会社も多いと聞きますのでかなり厳しい就活になると思われます。やはり学歴は高い方が得でしょう。
私の親世代（戦前生まれ）は育った時代も大いに関係があるのでしょう、安定して生活していけることほど大事なことはないという考えで一流大学、一流企業に入ることが人生で一番幸せなことだと信じています。
しかし時代は変わります、日本の会社が元気だった時はそういう考えが一般化していましたが、一流企業が大赤字に陥ったり、リストラするということが多くなってくると人々の幸せ感も変わってきます。又時代が豊かになってくると人間の望むものも贅沢になってきます。衣食住に困らず安定して生活できるということは欲求の中で下位になってきて、もっと大金を手にして自由を謳歌したいとか、大好きな没頭できることを仕事にするのが一番とか、もっと人生で感動することを増やしたいとか考えるようになってくるのだと思います。ですので次第に学歴や会社名重視の傾向も薄れつつあり、事実そのようなものには無縁でも人生を謳歌している人が大勢いることも確かです。私は時代の変化をすごく感じながらも、自由を謳歌して金も稼いでいる人はどこか特別な人（経験や能力、根性など）なのではないかという気持ちがどうしても湧いてしまい、世の中の現実は厳しいこともあり、学歴や一流企業に勤めることはまだまだ人生の勝ち組なのではないかと思ってしまう方なのです。娘には希望する会社に入れなくて学歴社会の壁にぶつかっても、社会に出てからが勝負という気持ちで、色んな事を経験し自分が成長していければ、一流企業に入って安住しているエリート達をいつか追い越すことができると伝えたいです。
以上です。