最中/monakaです。
伊勢隆一郎さんの「お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働くことができる」という本の中で、相手（顧客）の立場にどれだけ自分がなれるかが一番大事と書かれていました。もちろんネットで稼ぐという意味でもということです。

顧客の立場に立つことは商品づくりでも販売でも大事なことは知っていますが、伊勢さんのように徹底して、お客さんが今抱えている悩みについて徹底的に思いを馳せて対応していくということを読んでとても新鮮な感覚になりました。ネットで稼ぐというとどちらかと言うと様々なマーケティング方法を使って、お客の心を揺さぶって、兎に角売ってしまえば良いという認識が強かったのですが、伊勢さんは真逆であり、実際に感謝の言葉をお客さんから沢山もらっているとのことですし、継続的に商品を買ってくれる根強いファンを大勢抱えることができています。

この本の中でのキーワードは「人は自分のことをわかって欲しい」です。この人間心理をいかに理解することができるかがネット販売でも、その他人間関係改善などでもとても重要ということです。私はまだそこまで理解できませんが、人は自分のこと（深刻な悩みや日常のささいなでも継続している気苦労など）をたとえ家族や身近な人であっても中々分かってもらえずにいるということは何となく分かります。また特に他人には打ち明けたり相談したりは躊躇してしまうものです。そこを伊勢さんのような人と出会い、この人は自分をほんとうにわかってくれるということになれば凄いファンになってくれるということです。ここはネットといういわば相手の顔が見えないという点が自分の深刻な悩みでも吐露することができることが大きく関係しているのでしょう。奥深いです。

伊勢さんが成功していく中、自分が受けた海外セミナーを主催した「ミスターＸ」という人物が気になりました。個人情報を一切明かさないそうで、英語が堪能なのでアメリカ人かアメリカ人と日本人とのハーフらしいのですが、かなり凄い人物のようです。知る人ぞ知るという感じです。ちょっとネットで調べてみましたら仙人とも呼ばれているようで、ライターが本業のようですね。もう少し調べてみたいと思いました。

人間万事塞翁が馬。

お金と時間と場所に縛られず、僕らは自由に働くことができる。 [ 伊勢隆一郎 ]