55歳からどこまで成長できるか!55(ゴーゴー)おやじブログ

中年(おやじ)でもどこまで自分の限界を上げることができるか、成長エンジンである心のリミッターをはずせ!の想いで
日々の活動や経験、感じることを記すブログです。

マンション管理<12>

最中/monakaです。
マンションは世の中の縮図とも言えるのですが、以前書いた認知症のお年寄りや露出魔について感じることを記したいと思います。
当然我々はマンション管理会社に所属している訳ですが、最近感じるのは管理会社の社員とマンション専属の管理員との落差です。管理会社はマンションを管理することで儲けることが大前提です。ですので一番恐れるのは管理会社を変更されることです。その発想から出てくるのは、「穏便に」とか「当たり障りなく」という住民対応になりがちです。マンション管理の王道や常識はあるのでしょうが、管理会社はあることを発端にして炎上してしまうことを恐れ住民には差し障りのない低姿勢でいることが大事なのだと思います。
しかし雇われ管理員の気持ちとしては、認知症の住民や露出魔のような人は気付けば直ぐにでも積極的に関わり、改善を図るべきと思うのです。そうでないとその場限りの対処療法では、そのような方の行為により他の多くの住民に迷惑がかかり続ける訳ですし、ご本人にとっても周りからの支援を必要としているのです。露出魔の人について言えば、何度もマンション内で目撃情報があったのですが、この人ではないかというある程度確実な情報はあったものの証拠がないので放置が続き、結局警察沙汰になって逮捕されることとなってしまったのです。警察沙汰になる前に家族からの支援を得て露出を止めることができたのではないかと残念です。もっとこれまでに我々にできることは無かったのかと。認知症の方(こちらは複数人でそれぞれ様々な症状があります)にも症状が出るのにある程度波があるようで、とにかく認知症による事件が起こればその場限りの対応で終わるということを繰り返しているのが現状なのです。
これらのことは個人のプライバシーも絡みますし、基本お部屋内のこと住民の個別の事情については立ち入ってはならないのも事実ですので、管理会社の仕事の範疇を超えることかもしれません。
マンションは社会の縮図であり、高齢の住民も今後増えていく中で認知症の方々への対応も社会と連動します。早く行政への橋渡しをして支援を受けられるようにするなどプライバシー等を超越した行動も必要ではないかと感じます。住民目線で積極的なアプローチを管理会社が行なって、結果やらない方が良かったとか失敗となった場合、その担当者が会社側の減点主義の姿勢により評価が下がるようなら皆何もしなくなるでしょう。各管理会社側の管理の姿勢も大事な要素だと感じます。
以上です。

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