55歳からどこまで成長できるか!55(ゴーゴー)おやじブログ

中年(おやじ)でもどこまで自分の限界を上げることができるか、成長エンジンである心のリミッターをはずせ!の想いで
日々の活動や経験、感じることを記すブログです。

両親の上京・続

最中/monakaです。
先回は今両親が上京しており、父のこと(主に批判的なこと)を記しましたが、今回は母のことについてです(皆さん特に知りたくもないとは思いますが)。


母は京都府の丹波(黒豆や栗が採れます)の出身で、両親は師範学校を出て教師をしていました。母親(私の祖母)は小学校で20年ほど勤務し、父親(同祖父)は中学校で校長になっています。祖父が糖尿病だったことは知っていたのですが、その原因がストレスによる甘い物の採り過ぎのようです。そのストレスの原因を今回初めて母から聞きました。


校長ですから、国から下りてきた指示には従わなければなりません。事の発端は国の指示で行うことになった統一テストだったそうです。京都というところは昔から共産党の勢力が強いところで(歴代の知事も共産党が続いていました)、祖父(校長)や副校長は国の指示ですから統一テストを実施しなければならない立場です。ところが教職員の殆どは共産主義ですので生徒を序列にかけるようなテストには猛反対。テスト実施は絶対反対、きつい言葉で言えば祖父は教職員から吊るし上げに遭ったそうです。


祖父は国と教職員との板挟みになり、定年を待たずに退職することに。そして大きなストレスを抱え、体を壊し入院もしたそうです(糖尿病の原因)。そして芸は身を助けるということで、以前からやっていた書道の腕で別の学校の書道だけを教える講師の職を得て何とか生活していったそうです。


母が言うには、祖父はそのことがあってからは病気を抱え、当然元気がなくなったそうです。私は小学校の夏休みの間祖父母に預けられていたのですが、かわいがってくれた祖父がそういう苦労をしていたことを知って感慨深いです。人生突然どんな災難が降りかかってくるかわかりません。それは避けようがないかもしれませんが、それを跳ねのける力が備わっていることが必要だと思います。そのためには若い頃から慢心せず、自分を徐々に強くしていく努力が必要だと感じました。何か災難が起きた時もそれを機に大きく成長できるか、落ちてしまったまま人生を終わるかはそこにかかっています。


妻の白血病闘病日記 by monakaはこちら
https://chiruchino2901017.wixsite.com/monakawife/


人間万事塞翁が馬

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